CMNS

こんばんは、モグケンです!

モグケン鍼灸院もお蔭様で開院3ヶ月が経ちました!

本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!

 

今回はとある病気についてのお話です。

皆さまは『CMNS』という言葉はきいたことがありますか?

正式名は『Cevical Neuro Muscular Syndrome』

別名は『頚性神経筋症候群』という病気です。

慢性疲労症候群、むち打ち症、めまい、頭痛、うつ状態、パニック症候群、ストレス症候群、自律神経失調症、更年期障害の60%

が該当する症候群で、複数の疾患を合併している場合がほつんどだと言われています。

「頭痛、めまい、微熱、体がだるい、肩がこる、吐き気がする、やる気が出ないなどの不定愁訴」など

にも似た症状が多いため診断されるまでに時間が掛かり、複数の病院で受診を繰り返す患者さんも多いそうです。

 

詳しくはこちらをご覧ください。http://medical-today.seesaa.net/article/37547393.html

 

首の後ろにある筋肉(僧帽筋、板状筋、頭半棘筋など)が原因だと言われており、特に鍼灸の先生方からは鍼が有効だ!

との報告が最近になってより多く聞こえてまいります。

モグケン鍼灸院でも現在治療している患者様の中にCMNSを患っておられます。

その一例を症例報告いたします。

 

年齢:30代

性別:女性

職業:OL

主訴:首から肩にかけて重くこわばった感じ、時々頭痛、めまい、吐き気

動作検査:前屈(+)、後屈(+)、左右側屈(+)、左右回旋(+)、起床時(+)、長時間の座位(+)

その他:仕事が激務で特に夕方から夜にかけて痛む。

医師よりCMNSと診断を受ける

腰にも緊張感がある(長時間のヒールの靴で歩くと腰にバリバリとしびれが走る)

昨年の大震災から体調を崩し蕁麻疹を発症。腫れは引いたが、左右手掌の肌荒れ(母指から小指全体)が現在も治らず。

整形外科や整骨院に通い電気治療等を受けたが、一向に良くならず、峰鍼灸院に来院。

自宅から通うのが困難の理由から、峰先生より紹介を受けモグケン鍼灸院に来院される。

治療部位:僧帽筋、肩甲挙筋、板状筋、斜角筋、後頭下筋郡など

治療方法:トリガーポイント鍼療法

治療結果:症状は辛いが、仕事の都合上で週一回のペースで治療

1回目:ペインスケール10→10 超敏感なため0.1番鍼、切皮で終了。

2回目:ペ10→9 表層筋が少々緩んだ。敏感肌は変わらず。

3回目:ペ10→8 僧帽筋が緩んだ。周囲筋は堅いまま。手掌の肌荒れが少し減った。

4回目:ペ10→4 中間層筋も緩んできた。頭痛が無くなった。

5回目:ペ10→5 治療が2週間空いてしまい、頭痛が少し戻ってきた。

6回目:ペ10→4 仕事をしていても頭痛や吐き気が無くなった。

7回目:ペ10→3 めまい、気がついたら無くなっていた。手掌の肌荒れも母指を残して綺麗になった。

2月末から始めて本日までの7回でかなりの改善が見られました。

 

CMNS(頚性神経筋症候群)は筋肉を解すことで改善がみられるみたいです。

特にトリガーポイントに当てることで著しい変化がありました。

これからも少しずつですが、症例報告もしてまいりたいと思います。

 

中野、東中野近くでお困りの方々はお気軽にご一報くださいませ。

 

モグケン鍼灸院

中川健

 

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