臨床症例④~急性頚部痛(多裂筋)~

本日は頚部痛の症例を報告します。

 

年齢:40代

性別:男性

役職:代表取締役

主訴:頚部痛

動作検査:屈曲(+++)、伸展(+++)、左右回旋(+++)、左右側屈(+++)、起床時(+++)、呼ばれて振り向く⇒体幹も回旋しないと振り向けない、特に屈曲+左回旋で激痛

その他:前日にゴルフコンペに参加。久々のゴルフだったがフルスイング、フルパフォーマンスしたら帰宅時には頚部が痛み出した。翌日は激痛で起床困難、首を動かせなくなっていた。来院前に湿布薬を貼った。

治療部位:僧帽筋、頚板状筋、頭板状筋、肩甲挙筋、頭最長筋、頭半棘筋、多裂筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法

治療結果:3回刺鍼してペインスケール10→1。治療後は気持ちよく出勤されて行かれました。

 

一回目:治療部位の筋肉全体に刺鍼。

二回目:多裂筋や頭半棘筋をめがけて刺鍼。

三回目:多裂筋に目掛けて集中刺鍼。

終了

ペインスケール10⇒1

二回目

三回目

コメント:常連の患者様でしたので一回でも早く助けることができて良かったです。

ゴルフなど運動で痛めた場合は、アイシングなど応急処置をした後、鍼治療をお薦めします。

急性症状でお困りの方のご参考になれば幸いです。

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